相続した不動産が空き家になった場合の管理の方法とは?対策についてご紹介

2022-05-30

相続した不動産が空き家になった場合の管理の方法とは?対策についてご紹介

この記事のハイライト
●空き家の管理方法として、換気、通水、雨漏りの3つを特に意識すること
●空き家を放置することでさまざまなリスクを負うといったデメリットが生じる
●空き家対策として、不動産会社による買取で売却をして保有しないことも大切

相続した不動産が遠方の場合や使用用途がないことから空き家となってしまった場合には管理が必要です。
また、空き家を放置することであらゆるデメリットも生じてしまいます。
ここでは、不動産を空き家のまま放置しないようにする管理の方法や空き家にしておくことのデメリットと空き家状態にしないための対策について解説していきます。
千葉県松戸市を中心に近隣市町村にて空き家の不動産を所有している方はぜひ最後までお読みください。

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相続した空き家を管理する方法

相続した空き家を管理する方法

相続した不動産が遠方などの理由から利用せずに空き家となって放置している場合、建物はどんどんと劣化してしまうためしっかりと管理をしないといけません。
では、どのようにして管理していけば良いのでしょうか。

換気をする

建物が劣化する一番の敵は湿度です。
湿度が溜まることで、壁や床、柱などの木材部分が腐り、鉄などの部分は錆びてしまいます。
通常、人が住んでいればドアを開けたりすることで空気が入れ替わり少しずつ換気がされますが、空き家となってしまうと湿度が溜まりやすくなってしまいます。
最低でも月に一度以上は、換気をおこなうと湿度が溜まりにくく劣化を防げるようになります。
その際は、対角の窓を開けることを意識すると効率よく換気することができます。

通水をする

定期的に水を流すことも重要です。
通常生活をしていれば、排水管には水が溜まり下水の匂いや排水管の酸化を防いでくれます。
しかし、長く水を使用しなくなると排水管の水が無くなってしまい、下水からの匂いが上がってきてしまいます。
また、排水管のなかも乾燥してしまい、錆びて排水管の破裂などにも繋がってしまいます。
空気の入れ替え同様、空き家に寄る際に、1分以上は水を流して排水管のメンテナンスをおこなうようにしましょう。

漏水の確認

建物が痛む原因にも多くあげられるのが、雨漏りです。
雨漏りが起こると、湿度が溜まりやすくなってしまったり、漏れた部分から腐食してしまい、最悪の場合倒壊などにもつながってしまいます。
空き家に寄る際には、床や壁の色で変色している部分がないかを確認しましょう。
変色していると雨漏りがあった可能性が高いため、補修をおこないましょう。

管理の方法

このように管理する際に意識してほしいポイントはいくつかあります。
これらの管理をおこなうために自分で定期的に通う自己管理の方法が一般的です。
しかし、遠方にあるなどの理由からなかなか管理に行けないこともあるでしょう。
その際には、不動産の管理会社に管理を委託することもできます。
管理を委託することで、通う必要がなくなり、確実に管理をしてもらえるようになります。
しかし、管理の費用がかかってしまいますので、コストをかけないようにするには、自分で管理するほうが良いです。
しっかりと管理することで、建物の価値を下げずにすみますので、相続の際には価値を守りながら空き家を相続することができますので、管理が非常に大切です。

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相続した空き家を放置することのデメリットとは

相続した空き家を放置することのデメリットとは

空き家を放置することによるデメリットとはどのようなことが考えられるでしょうか。

価値の下落リスク

建物は、使用することで換気や通水などが自然におこなわれ通常の状態を保つことができます。
また、使用していれば異変が起きたときにもすぐに気づくことができます。
しかし、空き家として放置してしまうと異変にも気付きにくくなり、劣化を早めてしまうのがデメリットです。
空き家を放置してしまうと価値が落ちてしまい売却の際に期待していた値段がつかないこともあります。

責任に関するリスク

空き家のまま放置すると、建物の劣化が早くなります。
建物が劣化してしまうと、台風や地震などの自然災害が起きた際に倒壊や屋根が飛んでいくなど、周辺に危害を加えてしまう可能性があります。
もし、倒壊してしまい周りの方に危害を加えてしまったら、生空き家の場合でも所有者が責任を問われます。
空き家を放置することでリスクを負ってしまうのは非常に大きなデメリットと言えます。

特定空き家に指定されてしまう

空き家を放置してしまうと、国から「特定空き家」に指定されてしまう可能性もあります。
特定空き家とは空家等対策特別措置法で規定されているものです。
特定空き家に指定されてしまうと、所有者の意思に関係なく解体をされてしまう可能性があります。
その際の、解体費用は所有者負担となるため注意しましょう。
また、特定空き家に指定されることで、固定資産税も高くなってしまいます。
通常、土地は建物が建っていると軽減措置として固定資産税が安くなりますが、特定空き家になるとこの軽減措置を受けることができなくなります。
空き家のリスクがあるうえに、高い固定資産税を支払う状態となってしまいますので、注意が必要です。

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相続に向けて空き家状態にしないための対策

相続に向けて空き家状態にしないための対策

空き家を放置することでさまざまなリスクが生じてしまいます。
空き家のリスクに対して対策をしっかりおこない放置しないことが大切ですので、ご紹介いたします。

建物を解体する

空き家のまま放置してしまうことで、倒壊や不審火など周辺に危害を加える可能性があります。
このリスクを避けるためには、建物を解体するという方法があります。
費用こそかかってしまいますが、倒壊などの危険回避にもなりますし、管理の手間も省けます。

管理会社に委託する

空き家のままにしておくと建物は劣化しやすくなります。
そこで管理会社に管理を委託して、賃貸など第三者に使用してもらえるような状態を作ることもおすすめです。
しかし、なかなか借主がつかないこともあるため、管理会社とよく相談をしましょう。

売却する

空き家を放置して建物の価値が下落していく前に売却してしまうこともおすすめです。
建物は年々劣化していき、売却もしにくくなっていきます。
まずは、不動産会社に査定を依頼してどのくらいで売却できるのか調べてみるのも良いでしょう。
売却してみて、なかなか反響がない場合には、不動産会社による買取も検討してみる必要もあります。
買取とは、不動産会社が直接その空き家を購入してリノベーションなどをして再販していく形です。
市場にて売却するよりも価格は下がりますが、確実に売却することができるため、条件が悪く売却しにくい場合には買取も検討してみることをおすすめします。

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まとめ

相続によって取得した空き家や遠方にある空き家は管理をしていかないとリスクが増えて価値も下落しやすくなります。
しっかりと管理をおこない良い状態を保つことが大切です。
しかし、遠方の場合や忙しいとなかなか管理は難しいでしょう。
その場合には買取などを利用して売却することを検討してみるのもおすすめです。
エドケンハウスでは、空き家の買取や売却のお手伝いもさせていただいております。
千葉県松戸市を中心に近隣市町村で売却をご検討中の方は、お気軽に弊社までお問合せください。

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