相続した不動産の相談はどこにすれば良いの?

2022-06-29

相続した不動産の相談はどこにすれば良いの?

この記事のハイライト
●相談する内容によって、弁護士や司法書士など相談先は異なる
●相談費用の相場は、弁護士で1時間1万円程度
●不動産売却の流れを把握すれば、スムーズに売却を進めることができる

「親が所有する不動産を相続することになりそう」「相続した空き家を売却したい」となった際、どのように対応すれば良いのか分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
不動産の相続に関する相談は、司法書士や弁護士、不動産会社など相談内容によってさまざまな選択肢があります。
こちらの記事では、不動産相続の相談はどこにおこなうべきか、相談にはいくら費用がかかるか、相続した不動産を売却する流れについてご紹介します。
千葉県松戸市や周辺エリアで相続不動産の売却を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

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不動産相続の相談はどこにすれば良いの?

不動産相続の相談はどこにすれば良いの?

大切な方が亡くなり、精神的に負担が大きいなかで、進めなければならないことが相続の手続きです。
相続は、「相続が開始したことを知ってから」10か月以内に相続税の申告・納税を完了させなければいけません。
時間に限りがありますので、司法書士や弁護士などの専門家に相談しながら、スピーディーに進めていくようにしましょう。
こちらでは、相続に関する相談をどこにすれば良いのかご紹介します。

相続トラブルについては弁護士に相談

相続がおこなわれる際、相続人の間で意見が分かれてしまう、協力しない関係者がいるなど、さまざまなトラブルが発生します。
相続時に発生したトラブルについては弁護士に相談するようにしましょう。
弁護士は、相続人同士の関係が悪化しないよう、法的根拠に基づいた具体的な解決策を示してくれますので、トラブルも解決しやすくなります。
また、相続時に被相続人(亡くなった方)の遺言書が見つかった場合には、検認という手続きが必要となります。
検認は、弁護士がおこなう業務の1つですので、トラブル解決以外の相談相手にもなるでしょう。

トラブルがなければ司法書士に相談

大きなトラブルがなく、相続した不動産を売却する方向で進んでいくのであれば、司法書士に相談すると良いでしょう。
相続した不動産を売却する際には、相続人への名義変更をおこなわなければ売却することができません。
司法書士は登記申請の代理権を有しているため、相続人に代わって相続登記の手続きをおこなうことができます。
また、遺言書の検認手続きをおこなうことも可能です。

税金については税理士に相談

相続した不動産の税金については、税理士に相談しましょう。
相続した不動産を売却する際には、相続税以外にも、印紙税や登録免許税などの税金がかかります。
また、不動産売却の利益に対して課税される「譲渡所得税」を納税する際には、確定申告が必要です。
確定申告をおこなう際、計算を間違えてしまったり、申告漏れがあったりすると、支払うべき額以上の税金を納税してしまうおそれがあります。
税金に関しては税理士に相談し、ご自身の条件にあった対策をおこなってもらうようにしましょう。

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不動産相続時に専門家に相談する際の費用

不動産相続時に専門家に相談する際の費用

相続した不動産に関する相談窓口がわかったところで、気になるのが相談にかかる費用です。
専門家に相談する際、どれほどの費用がかかるのでしょうか。

相談費用の相場

相談費用は、それぞれの弁護士事務所や司法書士事務所によって異なる料金設定がされていますが、相場は決まっていますので、相場価格を参考にすると良いでしょう。
相談にかかる費用相場は、弁護士で1時間1万円、司法書士や税理士で1時間5千円程度です。
なお、業務を実際に依頼する場合は、相談費用とは別に費用が発生します。
たとえば、司法書士に相続登記の手続きを依頼する場合は、不動産1件あたり数万円です。
相談や業務を依頼する際には、事前に料金がいくらなのかを確認するようにしましょう。

無料相談できる場合もある

自治体によっては相続や税金に関する無料相談会をおこなっている場合があります。
相談会をうまく利用すれば、ご自身が知りたい内容について費用をかけずに学ぶことができるでしょう。
ただし、無料相談会の多くは相談できる時間が短い、専門家による回答が一般的なものに留まるなど、望んでいる答えを得られないことがよくあります。
「費用をかけずに誰かに相談したい」という場合は、不動産会社への相談がおすすめです。
不動産会社は、税金や登記などの総合的なアドバイスをおこなうことができます。
また、日々の不動産取引で付き合いのある税理士や弁護士を紹介してもらえる場合もあるでしょう。
相続した不動産についてお悩みごとがございましたら、「エドケンハウス」までお気軽にお問い合わせください。

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相談する前に相続不動産を売却するまでの流れを把握しよう

相談する前に相続不動産を売却するまでの流れを把握しよう

相続した不動産を売却する流れはご存じでしょうか。
流れを事前に把握しておけば、不動産売却に関する相談もスムーズにおこなうことができます。
最後に、不動産売却の流れについて確認していきましょう。

ステップ①相場を把握する

不動産を売却するための第一歩は、ご自身の不動産がいくらで売れるのかを把握することです。
売却価格が高すぎるといつまでも売却が進まず、反対に安すぎると損してしまいます。
相場はご自身で調査することもできますが、データが少なく適切な相場価格を確認できないおそれがあります。
相場を把握するためには、不動産会社に価格査定を依頼しましょう。
価格査定の依頼を受けると、不動産会社は周辺物件の売り出し価格や成約事例を調査し、現地の確認をおこなったうえで、査定価格を提示します。
査定価格は、査定を依頼してから2週間から1か月程度で提示されるでしょう。

ステップ②媒介契約を締結し、売却活動をおこなう

査定価格に納得することができれば、査定を依頼した不動産会社と「媒介契約」を締結し、売却活動をおこないます。
売却活動の具体的な方法は、ホームページへの物件掲載による集客や、内覧の対応です。
内覧の対応が、売却をスムーズに終わらせるかどうかを決めるといっても過言ではありません。
不動産会社に頼りっぱなしにはせず、掃除や草むしりを入念に行い、購入希望者が気持ちよく内覧できる環境を整えるようにしましょう。

ステップ③条件交渉をおこない、売買契約を締結する

売却活動をおこない無事に買主が見つかったら、条件交渉をおこないます。
条件交渉では、売買価格や引渡し日だけでなく、建物を解体するか、固定資産税の生産はどうするかといった細かい部分についてまで協議しなければいけません。
後々トラブルにならないためにも、不動産会社と相談しながら「売主」「買主」双方が納得できる条件を決めていくようにしましょう。
契約条件の調整が終われば、売買契約を締結します。
契約締結後に「聞いていた話が違う」となったとしても、簡単に契約解除ができるわけではありません。
違約金が発生する可能性もありますので、疑問点は必ず契約を締結する前に解消するようにしてください。

ステップ④物件を引き渡す

契約が無事に終われば、不動産を買主に引き渡して売却は完了です。
物件を引き渡す際は、契約内容に適した状態にしておかなければいけません。
不用品やゴミなどを残したままにしてしまうと、後々トラブルになることも考えられますので、入念にチェックしましょう。

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まとめ

税金や相続登記など、相続をおこなう際には専門的な知識が求められます。
分からないことについては、それぞれの専門家に相談するのが一番ですが、弁護士や司法書士などのあらゆる専門家と話をするには手間や費用がかかってしまいます。
相続は「10か月」という短い期間のなかでさまざまな手続きを完了させなければいけませんので、多くの時間を割くことができません。
「一般論としてとりあえず相続について相談したい」とお考えでしたら、不動産会社に相談してみると良いでしょう。
エドケンハウスでは、千葉県松戸市を中心に近隣市町村での不動産売却に関するご相談を承っております。
相続に関するお悩みごとがございましたら、お気軽お問い合わせください。

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