不動産売却時のリフォームの必要性とは?メリットやデメリットも解説!

2022-08-02

不動産売却時のリフォームの必要性とは?メリットやデメリットも解説!

この記事のハイライト
●不動産売却前にリフォームを実施すると、メリットだけではなくデメリットもある
●不動産売却前のリフォームは基本的に不要だが、場合によっては必要なケースもある
●リフォームを実施しないで不動産を売り出す場合は、スムーズな売却につながるポイントを押さえておくと良い

不動産売却を考えたとき、物件の状態によっては「リフォームが必要かもしれない」と思うことがあるでしょう。
ただし、不動産売却の前にリフォームを実施すると、メリットだけではなくデメリットもあるので注意が必要です。
そこで今回は、千葉県松戸市や近隣の市町村で不動産売却をご検討中の方に向けて、不動産売却の前にリフォームを実施したほうが良いのかどうかをご説明します。
リフォームが必要なケースや、リフォームをしないで売却するときのポイントなどもご説明しますので、ぜひご参考にしてください。

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不動産売却前にリフォームをすると生じるメリットとデメリット

不動産売却前にリフォームをすると生じるメリットとデメリット

結論から申し上げますと、不動産売却のためにリフォームを実施することは、おすすめではありません。
その理由は、リフォームによって得られるメリットよりも、デメリットのほうが大きくなる可能性が高いからです。
メリットとデメリットをそれぞれ挙げながら、ご説明します。

不動産売却前にリフォームを実施すると得られるメリット

不動産売却のためにリフォームを実施した場合は、以下のようなメリットがあります。

  • 物件の印象が良くなり、買主が見つかる可能性が高まる
  • リフォーム済みの物件を探している方の検討対象になる
  • 老朽化している空き家の場合などは、破損防止につながる

大きなメリットは、早期売却につながる可能性が高まることでしょう。
きれいな物件を見ると購入意欲が高まることが多く、購入検討者の決断を後押しする効果が期待できます。
また、「すぐに住める家を探している」「リフォームの手間をかけたくない」と考えている方の購入対象になることもメリットです。
他にも、老朽化が進んでいる空き家などの場合は、台風や地震などで破損するリスクを軽減できます。
もし、空き家が破損して他人に損害を与えると、所有者の責任が問われてしまいます。
リフォームをすると、そのような心配が減り、安心して不動産売却を進められるでしょう。

不動産売却前にリフォームを実施すると生じるデメリット

不動産売却のためにリフォームを実施すると、以下のようなデメリットが生じます。

  • リフォームの費用が回収できず、売主の負担になる
  • リフォームの内容によっては、購入検討者が減ってしまう可能性がある

大きなデメリットは、費用の回収が難しいという点でしょう。
その理由は、リフォームにかかった費用を上乗せすると売却価格が相場よりも高くなってしまい、買主が見つかりにくくなるからです。
早く売却するためにリフォームを実施したのに、買主が見つかりにくくなってしまうと、リフォームをした意味がなくなってしまいます。
だからといって費用を上乗せしないと、売主が大きく損することになってしまいます。
これが、不動産売却のためのリフォームがおすすめではない大きな理由です。
また、中古物件を探している方は、「なるべく安い価格で購入して、残りの資金で自分好みにリフォームしよう」と考えていることがあります。
売主が先にリフォームすると、そのように希望している方の検討対象から外れてしまいます。
さらに、リフォーム済みの物件を探している方がいても、好みに合わないと購入してもらえません。
このように、不動産売却前のリフォームは、費用の割に結果が見合わない可能性が大きいので注意が必要です。

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不動産売却前にリフォームが必要なケースとかかる費用の目安

不動産売却前にリフォームが必要なケースとかかる費用の目安

不動産売却前のリフォームは、売却をスムーズに進めることが目的の場合は、基本的に必要ありません。
ただ、場合によっては不動産売却前にリフォームしたほうが良いことがあります。

不動産売却の前にリフォームが必要なケースとは

以下のようなケースは、不動産売却の前にリフォームをおこなったほうが良いかもしれません。

  • 売却に支障が出そうな破損や故障などがある
  • 物件の印象が悪くなるような汚れがある

たとえば、雨漏りやシロアリ被害がある場合、そのままでは購入を希望する方は見つかりにくいでしょう。
放置していると、買主を探している間に被害がさらに広がり、売却が難しい状態になってしまうかもしれません。
また、重要な設備が故障している物件や見た目が良くない物件も、買主がなかなか見つからないことが考えられます。
このような場合は、気になる部分だけリフォームをすると、費用対効果が見込めるでしょう。

部分的なリフォームにかかる費用の目安とは

汚れや劣化している箇所が多いからといって、フルリフォームを実施すると、高額な費用がかかってしまいます。
フルリフォームにかかる費用の相場は400万円ほどだといわれており、工事内容や使用する資材などによっては、もっと高くなる可能性もあります。
先述したように、リフォームにかかった費用を売却価格に上乗せすると、不動産が売れにくくなってしまいます。
費用対効果を考えると、リフォームが必要な場合でも費用は100万円以内に押さえ、優先順位の高いものからおこなうと良いでしょう。
部分的なリフォームにかかる価格の目安は、以下のとおりです。

  • キッチン:50万~150万円
  • トイレ:10万~50万円
  • 浴室:50万~150万円
  • 壁紙の張り替え:1㎡あたり1,000円
  • フローリングの張り替え:1㎡あたり1万円

この価格を参考にしながら、修繕が必要な箇所や不動産売却に効果がありそうな内容を考えて、リフォームをおこなうと良いでしょう。

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不動産売却前にリフォームを実施しないで売却につなげるポイント

不動産売却前にリフォームを実施しないで売却につなげるポイント

部分的なリフォームはフルリフォームより費用が抑えられるとはいっても、それなりの出費になるため、回収できないと売主の負担が大きくなってしまいます。
できるだけ費用はかけず、なおかつ不動産売却をスムーズに進めたい場合は、リフォームを実施しないで売却につながる方法を検討しましょう。

リフォームをしないで売る際のポイント①簡易補修

不動産売却の前にリフォームをしない場合でも、最低限の補修はしておきましょう。
たとえば、「壁紙が破れている部分を直す」「汚れている畳を張り替える」など、気になる部分に手を加えるだけでも、物件の印象を変えられます。
劣化が気になる部分をチェックして、できる範囲で直しておきましょう。

リフォームをしないで売る際のポイント②ハウスクリーニング

清潔感がない物件は、購入後にリフォームをするつもりでいる方にも避けられてしまう可能性があります。
ご自身で掃除をすることも大切ですが、気になる汚れがある場合はハウスクリーニングを検討してみても良いかもしれません。
とくに、水回りのカビや水あかなどがないだけでも、購入検討者に好印象を与えられます。

リフォームをしないで売る際のポイント③ホームインスペクション

ホームインスペクションとは住宅診断のことで、住宅に精通した専門家が物件の劣化状況や不具合の有無などを調査します。
専門家による客観的な調査結果があると、買主の安心につながるため、不動産売却をスムーズに進められる可能性が高まるでしょう。
また、調査結果を踏まえた価格であることを示すと、買主からの値下げ交渉を回避しやすくなる点もメリットの一つです。

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まとめ

不動産売却前にリフォームを実施するべきかどうかは、物件の状態や販売戦略などによって変わります。
リフォームを実施しないほうが良いケースも多いので、迷ったときは不動産会社に相談してみましょう。
私たち「エドケンハウス」は、千葉県松戸市を中心に近隣の市町村で不動産売却のサポートをしております。
不動産売却をお考えでしたら、弊社がお力になりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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