2022-08-29
不動産売却の際、不用品は売主側で処分し空っぽの状態にするのが一般的です。
しかし、なんらかの事情により残したまま引き渡すことがあります。
残された家具や家電のことを「残置物」と呼ぶのですが、具体的にどのようなものなのでしょうか?
今回は私たち「エドケンハウス」が、残置物とはどのようなものを指すのか、起こりうるトラブルや残置物を残したまま売却する方法をご紹介します。
千葉県松戸市を中心に近隣市町村で不動産売却を検討中の方は、ぜひ参考になさってください。
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まずは、不動産売却における残置物とはどのようなものなのかをご紹介します。
簡単にご説明すると、残置物とは土地や建物の所有者が残した私物(動産)です。
具体的には、下記のようなものが該当します。
家具や家電だけでなく、生活用品や付帯設備なども含まれます。
また、ゴミも残置物として取り扱われるのが一般的です。
一戸建てやマンションの不動産売却では、生活用品が残されることが多いといえるでしょう。
ちなみに、オフィスの場合はデスクや椅子、飲食店なら厨房設備、工場の場合は工具などが多いです。
冒頭でもご紹介したとおり、不動産売却時の残置物は売主側で処分するのが一般的です。
処分する場合は、下記の2つの方法があります。
時間に余裕がある方や、処分にお金をかけたくない方はご自身で片づけるのがおすすめです。
ただし、残置物の種類によって処分方法が異なるため、適した方法で片づけましょう。
残置物とは一般的に、次の4つに分類されます。
一般ごみや粗大ごみは、自治体で定められた排出方法で処分します。
家電リサイクル法対象家電は、購入店舗に引き取りを依頼したり指定取引先へ持ち込みしたりしましょう。
パソコンはメーカーが無料で回収してくれたり、家電量販店や自治体が引き取ってくれたりするケースもあります。
また、専門業者に依頼する場合、費用がかかりますが手間をかけずに処分することが可能です。
一般廃棄物処理業業の許可を取得していることや、対応が丁寧な場所を選ぶことがポイントとなります。
千葉県松戸市を中心とした近隣市町村にも、残置物の処分をおこなっている専門業者がありますが、不動産売却をお考えの際はまずは弊社までご相談ください。
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\お気軽にご相談ください!/
続いて、不動産売却時に残置物を残すと起こるトラブルをご紹介します。
トラブルとしてまず挙げられるのが、売主側で処分できないケースです。
不用品が多かったり、体調不良で片付けるのが難しかったりすることがあるかもしれません。
不動産売却したい土地や建物が、千葉県松戸市以外や遠方にあり、処分できないというトラブルも珍しくないでしょう。
実家の相続などで起こりやすいトラブルですね。
また、処分費用が高額になるため資金を捻出できず、片付けられないケースもあります。
もし売主側で処分できない場合は、残置物の所有権を放棄し、買主に承諾してもらわなくてはなりません。
放棄した旨を書面に残し、買主に処分を依頼します。
次は、引き取りするものを処分してしまったトラブルです。
不動産売却の際に、売主が高齢で、残置物の処分ができず専門業者に依頼する場合も注意が必要です。
引き取るものに印を付けていたが、専門業者が片づけをおこなった際に誤って処分してしまいトラブルにつながったというケースもあります。
そのため、引き取るものは書類や写真に残し、専門業者と事前に確認しておくことが大切です。
先述でご紹介したとおり、エアコンは付帯設備として残置物に含まれます。
そのため、基本的には売主側で撤去しなければなりません。
しかし、エアコンが不要な場合などは、買主の承諾を得たうえで残したままにするケースもあります。
エアコンを残したまま不動産売却する際は、引き渡し後に故障する可能性を視野に入れておいてください。
古いエアコンの場合、いつ故障するかわからないので、引き渡し後に突然動かなくなる可能性があるでしょう。
その旨を買主に伝えたうえで取引すれば、故障によるトラブルを回避できます。
売主が残置物の所有権を放棄していない場合、買主側で処分することができません。
適切な方法で保管しなければならず、買主にとって大きな負担となります。
不動産売却時の残置物は、売主だけでなく買主にとってもトラブルを招きやすいもののひとつといえるでしょう。
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\お気軽にご相談ください!/
最後に、不動産売却で残置物を残したまま売る方法をご紹介します。
残置物を残したまま売りたい場合は、買取がおすすめです。
買取とは不動産会社が直接買い取る方法で、条件や金額に折り合いが付けば即日売却も可能なことがあります。
では、なぜ残置物があっても、買取ならスムーズに不動産売却できるのでしょうか?
買取をおこなっている不動産会社は、引き渡し後に不用品を処分することはもちろん、リフォームやハウスクリーニングをおこないます。
買い取った不動産を綺麗にしたり付加価値を付けたりして、再販するのが一般的です。
そのため、エアコンや照明器具などの残置物があっても買取できるのです。
また、日常的に買取をおこなっているため、残置物を処分してくれる専門業者とつながりがあることが多いでしょう。
そのためスムーズに売却できるのです。
不用品をどうしても処分できない場合は、買取での不動産売却を検討なさってください。
残置物を残したまま高く買取ってもらうためには、可能な限り残置物は売主側で処分しておくのがおすすめです。
買取金額から処分費用が差し引かれるため、残置物がないほうが高く売却できる可能性があります。
残置物を処分する場合の費用は、種類や量、エリアによって異なりますが、数万円~数十万円が目安です。
量が多いとトラックの台数も増えるため、処分費用も高くなるでしょう。
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不動産売却の際に残置物があると、トラブルに発展することがあります。
そのため、可能な限り売主側で処分し、難しい場合は買取を検討なさってください。
買取は不動産会社が不動産を買い取るため残置物を残したままでも売却が可能です。
千葉県松戸市を中心に近隣市町村で不動産売却や買取を検討中の方は、私たち「エドケンハウス」にお気軽にご相談ください。
残置物のある不動産売却も全力でサポートいたします。