団地はどう売れば良い?主な売却方法と売却時のポイントを解説

2023-08-22

団地はどう売れば良い?主な売却方法と売却時のポイントを解説

この記事のハイライト
●リフォームで新しい設備に取り替えるだけでもアピールポイントとなり買主が見つかりやすくなる
●団地の売却方法としてリノベーションを選ぶ場合は間取りを変更したり最新の設備を導入したりするのがおすすめ
●利便性の高い場所にある団地やリフォームやリノベーションにかける予算がない場合まずはそのまま売り出してみる

団地の多くは築年数が古く「売却できるのだろうか…?」と、お悩みになる方も少なくありません。
老朽化が進み、設備や間取りが現代のニーズに合わず、空き室が目立っているのが現状です。
では、団地はどのように売れば良いのでしょうか。
今回は団地の売却方法をテーマに、リフォーム・リノベーション・そのまま売ることについて解説します。
千葉県松戸市を中心に近隣市町村で、団地の売却をお考えの方や売却方法でお悩みの方は、ぜひ参考になさってください。

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団地の売却方法1:リフォームしてから売る

団地の売却方法1:リフォームしてから売る

団地の売却方法としてまず挙げられるのが、リフォームしてから売ることです。
リフォームでは、築年数の経過とともに劣化した設備や内装を、新築当初の状態に戻します。
新しい設備に取り替えれば、アピールポイントとなり、買主が見つかりやすくなるのがメリットです。
では、団地の売却方法としてリフォームを選ぶ際、どこに手をかければ良いのでしょうか。

キッチンをシステムキッチンに交換する

システムキッチンへの交換は、多くの方が実施するリフォームです。
最新の機能が付いたキッチンは人気が高く、内覧時の印象もアップします。
団地が建てられたころのキッチンは、ガスコンロと流し台を置くスペースがわかれているタイプが主流でした。
そのようなキッチンは、隙間や段差が多いがゆえに掃除がしにくく、不衛生になりやすいのがデメリットです。
システムキッチンならガスコロンや流し台、作業スペースが一体化しているので、お手入れも楽におこなえます。
「古い」「使いにくい」というイメージを変えられ、若い世代にも受け入れてもらいやすくなるでしょう。
食器洗い乾燥機やビルトインオーブンなど、家事の効率化を図れる設備のあるキッチンは、お子さまのいるファミリーや共働き世帯から人気です。

トイレを節水タイプにする

団地の売却方法としてリフォームを選ぶ場合、トイレを節水タイプにすることも検討なさってください。
団地のトイレの多くは、流す際に約8l~12lと、大量の水を使うタイプとなっています。
洗い落とし型と呼ばれ、水が溜まる部分が小さく、便器内が乾燥し汚れやすいのもデメリットです。
節水タイプに交換すれば、内覧時のアピールポイントとなります。
温水洗浄便座を取り付けたり、和式から洋式に換えたりするだけでも、印象は良くなるでしょう。

浴室をユニットバスにする

浴室をユニットバスにリフォームすることも、購入意欲の向上につながります。
団地の浴室はタイル張りが多く、目地に汚れが溜まったりカビが発生しやすくなったりするため、お手入れが大変です。
また、バランス釜と呼ばれる給湯器が浴槽に隣接している浴室もあるでしょう。
バランス釜があると浴槽が狭くなり、十分に足を伸ばしてリラックスすることができません。
そのような浴室をユニットバスに変更すれば、機能性だけでなく見た目の印象も良くなります。
ただし、団地の構造上、ユニットバスに変更できないこともあるので注意が必要です。
壁や配管の工事が必要になることもあるので、工事が可能かどうか、管理規約を確認しておくことをおすすめします。

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団地の売却方法2:リノベーションしてから売る

団地の売却方法2:リノベーションしてから売る

団地の売却方法として、リノベーションしてから売ることも挙げられます。
リノベーションとは、付加価値を与えるためにおこなう大規模な改修のことです。
老朽化した建物を新築に近い状態に戻すリフォームとは違い、新築当初よりも機能性や価値を高めるためにおこないます。
リフォームはマイナスからゼロに、リノベーションはマイナスからプラスにするイメージです。
改修に手間や費用をかけたくない購入希望者は、すぐに入居できるリノベーション済みの団地を選ぶ傾向があります。
団地の売却方法としてリノベーションを選ぶ際のポイントは、次のとおりです。

間取りを変更する

団地の売却方法としてリノベーションを選ぶ場合、間取りを変更するのがおすすめです。
団地が建てられたころは、現在より世帯人数が多く、部屋数の多さが求められていました。
そのため、ダイニングとキッチン、独立した居室が3つある3DKの間取りが主流です。
しかし、現在は少子化が進み、日本全国で人口が減少しています。
核家族化により世帯人数も減り、部屋数の多い物件よりも広々とした物件のほうが人気です。
リビングとダイニング、キッチンが一体化したLDKに変更するなど、現代のニーズに合った間取りにすると、スムーズな売却が見込めます。
とくに1LDKや2LDKは、DINKsやお子さまのいるファミリー、高齢の夫婦など、幅広い世代に人気があります。

最新の設備を導入する

団地の売却方法としてリノベーションを選ぶ場合、最新の設備を導入するのがおすすめです。
リフォームをする際と同様に、キッチンをシステムキッチンにしたり、トイレを節水タイプにしたりすると内覧時の印象が良くなります。
工事可能であれば、浴室乾燥機や床暖房など人気の設備を導入すると、ほかの物件との差別化につながるでしょう。
また、近年は住まいに対して、防犯性能の高さを求める方が増えてきました。
テレビモニター付きインターホンや、二重ロックといった設備を採用すれば、購入意欲の向上につながります。

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団地の売却方法3:そのまま売る

団地の売却方法3:そのまま売る

最後に、団地の売却方法として、そのまま売ることについて解説します。

そのまま売るのがおすすめの団地は?

下記のような団地は、そのまま売るのがおすすめです。

  • 駅から近く利便性が高い
  • 築年数が比較的新しい
  • リフォームやリノベーションをする予算がない

不動産を購入する際、最寄り駅までのアクセス環境や利便性を重視する方は少なくありません。
とくに、駅から近い物件は需要が高いため、リフォームやリノベーションをおこなわなくても売却できる可能性があります。
築年数が比較的新しく、設備や内装が綺麗なら、まずはそのまま売り出して様子を見ることも可能です。
買主が現れない場合は、販売戦略を練り直したり、リフォームやリノベーションを検討したりと方針を変えてみましょう。
リフォームやリノベーションをする予算がない場合も、そのままの状態で売却します。
工事の規模によって費用は異なりますが、リフォームの場合、キッチンが40万円~80万円、トイレは30万円~50万円、浴室は60万円~150万円が目安です。
フルリノベーションの場合は1,000万円以上かかるケースもあり、まとまった資金が必要になります。
リフォームやリノベーションにかけた費用を回収できるほど、高値で売却できるとは限りません。
かかった費用を売出価格に上乗せすることもできますが、割高感が増して買主が見つからない可能性があります。
団地の古さに魅力を感じる方や、安く購入して自分好みにリノベーションしたい方もいるため、費用をかけずに売却したい場合はそのまま売る方法がおすすめです。

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まとめ

団地の主な売却方法は、リフォーム・リノベーション・そのまま売るの3つです。
リフォームやリノベーションには費用がかかりますが、ほかの物件との差別化を図れます。
まずはなにも手を加えず、そのまま売り出すこともできるので、団地の状態に合わせた売却方法を選んでください。
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空き家の有効活用や不動産売却など幅広く対応しています。
ご希望と物件調査をしっかりとおこない、ニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

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