不動産売却でオープンハウスを実施するメリットとデメリット

2023-09-12

不動産売却でオープンハウスを実施するメリットとデメリット

この記事のハイライト
●オープンハウスとは売却する不動産を特定の日に開放し自由に内覧してもらうこと
●成約率が上がることや希望価格で売却できるといったメリットがある
●室内をたくさんの方に知られたり冷やかしが多かったりするなどのデメリットもある

不動産は、早く高く売るのが理想的です。
買い替えや売却のタイミングが決まっている場合「なるべく早く売りたい!」とお考えの方もいらっしゃるでしょう。
そんなときは、オープンハウスの実施を検討なさってください。
今回はオープンハウスとはなにか、実施するメリットとデメリットを解説します。
千葉県松戸市を中心に、近隣市町村で不動産売却をお考えの方は、ぜひ参考になさってください。

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不動産売却におけるオープンハウスとは?

不動産売却におけるオープンハウスとは?

まずは、不動産売却におけるオープンハウスとはなにかを解説します。

オープンハウスとは?

オープンハウスとは、売却する不動産を特定の日に開放し、自由に内覧してもらうことです。
売却活動のひとつで、早期の売却や物件の存在を知ってもらうためにおこないます。
通常の内覧とは違い、予約不要で、好きなように物件のなかを見てもらえるのが大きな特徴です。
ドアや門を1日中開放するため、当日は不動産会社のスタッフや売主が待機することになります。
必要に応じて室内を案内したり、質問に答えたりすることもあるでしょう。
「せっかく来たのに誰もいなかった…」という事態を避けるために、オープンハウス当日は誰かが物件で待機する必要があるのです。

オープンルームとの違いとは?

室内を自由に内覧してもらう方法として、オープンルームというものもあります。
どちらも同じ性質のものですが、一戸建ての場合はオープンハウス、マンションの一室などの場合はオープンルームと呼ばれることが多いです。

当日までにやっておく準備とは?

オープンハウスをとおして成約に結び付けるためには、当日までに準備しておくことや注意点があります。

  • 掃除や換気をおこなっておく
  • 開催日に注意する
  • 天気を確認しておく

当日は開催時間までに、掃除や換気をおこない住みたくなるような家づくりをします。
汚れが目立ちやすい水回りを中心に、掃除を徹底なさってください。
キッチンやトイレは、内覧時に必ずチェックされる場所といっても過言ではありません。
そのため、あらかじめハウスクリーニングをおこなっておくのも効果的です。
また、当日に周辺で大きなお祭りやイベントがある場合、客足に影響が出る可能性があります。
お祭りやイベントがある日は避け、なるべく多くの方に来てもらえる日を選ぶことがポイントです。
悪天候だとその分客足が遠のくことがあるので、1週間前くらいから予報をチェックし、天気の良い日を選ぶことをおすすめします。

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不動産売却でオープンハウスを実施するメリット

不動産売却でオープンハウスを実施するメリット

続いて、不動産売却でオープンハウスを実施するメリットを解説します。

メリット1:成約率が上がる

メリットとしてまず挙げられるのが、成約率が上がることです。
先述のとおり、オープンハウスは予約不要で自由に内覧できます。
買主候補が増えることはもちろん「あの方に買われてしまうかも…」という気持ちになり、内覧者同士の競争心が芽生えることも多いです。
そのため、オープンハウスの当日に申し込みをする方もいます。
通常の内覧に比べて、成約率が上がりやすいのは、オープンハウスならではのメリットと言えるでしょう。

メリット2:希望価格で売却しやすい

希望価格で売却しやすいことも、メリットのひとつです。
不動産売却において、値下げ交渉は当たり前におこなわれるものと言っても過言ではありません。
売主は成約のために、買主の希望に応える必要があります。
値下げ交渉を想定したうえで、価格を設定するケースもあるでしょう。
その反面、オープンハウスを実施する場合、複数の内覧者から申し込みを貰うことも多いです。
好条件で購入してくれる買主を選べるため、高値で売却できる可能性があります。

メリット3:たくさんの方に物件の存在を知ってもらえる

メリットとして、たくさんの方に物件の存在を知ってもらえることも挙げられます。
土地や建物を売り出しても、その不動産の存在を知ってもらわないと成約に至りません。
近所に住んでいるのに「売り出し中であることを知らなかった…」というご近所さんもいらっしゃるでしょう。
オープンハウス当日は、事前にホームページで告知したり、幟を使って開催中であることをアピールしたりするので、潜在的な顧客に物件の存在を知ってもらうことが可能です。

メリット4:物件の問題点を把握できる

物件の問題点を把握できることも、売主にとってのメリットです。
当日は内覧者に良い印象を持ってもらうため、掃除や片付けなどをおこないます。
今まで気づかなかった不具合や劣化を発見でき、必要に応じて修繕することが可能です。
物件のコンディションをあらかじめ把握したうえで対策しておけば、内覧時にその旨を伝えることもできます。
買主は安心して購入できるので、早期の売却につながるでしょう。

メリット5:内覧にかける時間を短縮できる

オープンハウスは、1日で10組以上の内覧者が訪れることもあります。
通常の内覧では、1組ずつスケジュールを組み、時間も内覧希望者に合わせるのが一般的です。
オープンハウスならそのような手間をかけず、1日で多くの方に内覧してもらえます。

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不動産売却でオープンハウスを実施するデメリット

不動産売却でオープンハウスを実施するデメリット

最後に、不動産売却でオープンハウスを実施するデメリットを解説します。

デメリット1:室内をたくさんの方に知られる

デメリットとしてまず挙げられるのが、室内をたくさんの方に知られることです。
オープンハウスは、予約不要で自由に内覧できることがメリットですが、裏を返せばそれだけたくさんの方に室内を見られるということです。
お風呂や寝室の位置、劣化状態など、不動産の状態を詳しくチェックされることになります。
不特定多数が出入りするがゆえに、近隣住民など、知られたくない方にも室内の状況を把握されてしまうのがデメリットです。

デメリット2:冷やかしも多い

冷やかしが多いことも、デメリットのひとつです。
不動産売却時のオープンハウスでは、購入する気のない方や暇つぶしで来場する方もいます。
そのため、すべての内覧者が不動産探しをしているわけではありません。
冷やかしか否かを判断するのは難しいため、来場した方は全員お客さまとして対応する必要があります。
当日はたくさんの方の対応に追われやすいことも、デメリットのひとつです。

デメリット3:消極的な不動産会社もある

デメリットとして、オープンハウスに消極的な不動産会社があることも挙げられます。
先述のとおり、当日は不動産会社のスタッフや売主が、1日中現地に待機しなければなりません。
オープンハウスを実施していない不動産会社もあるため事前に確認しましょう。

デメリット4:居住中の場合はスケジュール調整が大変になる

売却する不動産が居住中の場合、内覧に備えて家を空ける必要があります。
「当日は家族に外出してもらう」「ペットは親戚に預ける」といった工夫もしなくてはなりません。
生活感を軽減するために、整理整頓や掃除、換気などもしっかりおこないます。

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まとめ

オープンハウスとは、不動産における売却活動のひとつです。
潜在的な顧客に物件の存在をアピールでき、成約率アップにもつながります。
その反面、不特定の方に室内を見られたりするのがデメリットです。
松戸市近隣の不動産のことなら「エドケンハウス」へ。
空き家の有効活用や不動産売却など幅広く対応しています。
ご希望と物件調査をしっかりとおこない、ニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

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