ハウスメーカーの家は売却に有利?その理由と売却時のポイント

2023-12-01

ハウスメーカーの家は売却に有利?その理由と売却時のポイント

この記事のハイライト
●ハウスメーカーとは自社で建築資材を生産したり施工を規格化していたりする住宅メーカーのこと
●高く売却しやすい理由として技術力の高さやアフターメンテナンスが充実していることなどが挙げられる
●メンテナンス状況やリフォームの有無などが売却時に評価されるポイント

家がいくらで売れるかは、立地や構造、需要の有無など、さまざまな要素で決まります。
そのなかでも、ハウスメーカーが建てた家は高く売れやすいと言われています。
では、ハウスメーカーとは一体どのような会社を指すのでしょうか。
今回はハウスメーカーとはなにか、売却しやすい理由や売るときのポイントについて解説します。
千葉県松戸市を中心に、近隣市町村で家の売却をお考えの方は、ぜひ参考になさってください。

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売却に有利?ハウスメーカーが建てた家とは?

売却に有利?ハウスメーカーが建てた家とは?

まずは、ハウスメーカーとはなにか、家の特徴を含めて解説します。

ハウスメーカーとは?

ハウスメーカーとは、全国各地で家を建てたり、建てた家を販売したりする会社のことです。
自社で建築資材の生産や設計、施工を規格化していることが、大きな特徴となります。
家を建てる際に必要となる部材を工場で画一的に生産し、安定した品質の家を建てられるシステムを取り入れています。
ちなみに、ハウスメーカーには実は明確な定義がありません。
定義があいまいなため、自社のことをハウスメーカーと呼ぶ会社も多いです。

ハウスメーカーで建てられる家とは?

ハウスメーカーで建てられる主な家は、下記のとおりです。

  • 注文住宅
  • 規格住宅
  • 建売住宅

注文住宅とは、デザインや設計、構造や工法をすべて施主の好みを採用した家です。
一般的には土地探しから始め、いちから家づくりをおこないます。
間取りやクロスの種類、駐車場の広さや外構のデザインなども選ぶことが可能です。
こだわりの家を建てたい方は、注文住宅が適していると言えるでしょう。
ただし、施主の好みを取り入れられる分、費用が高くなりやすいのがデメリットとなります。
規格住宅とは、ある程度決まったデザインから好きなものを選び、組み合わせてつくる家のことです。
「構造は決まっているが、外壁や屋根の色は決められる」「間取りが決まっていて設備のメーカーを選べる」という風に、いくつかの選択肢のなかから好きなものを選びます。
すべて自分で決めるよりも、デザインや仕様がある程度決まっているため、大きな失敗が少ないのがメリットです。
「家づくりへのこだわりは少なく、注文住宅より費用を抑えたい」という方に向いているでしょう。
建売住宅とは、ハウスメーカーや工務店が設計し、建てた家のことです。
注文住宅や規格住宅よりコストを抑えられたり、完成後の住まいを見られたりするのがメリットとなります。
シンプルで万人受けする仕様や間取りが多いので、売却しやすいのも魅力的なポイントです。

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ハウスメーカーの建てた家が売却しやすい理由

ハウスメーカーの建てた家が売却しやすい理由

続いて、ハウスメーカーの建てた家が売却しやすい理由について解説します。

売却しやすい理由1:技術力が高い

理由としてまず挙げられるのが、技術力が高いことです。
ハウスメーカーによって、用いられている構造や工法はさまざまです。
しかし、どの構造や工法であっても計算がしっかりおこなわれているため、千葉県松戸市や近隣市町村を含め、どの地域でも高性能の家を建てることができます。
先述のとおり、ハウスメーカーでは自社で建築資材を生産したり施工を規格化していたりするため、すべての家で品質にばらつきがありません。
技術力や品質がほぼ安定しているのは、ハウスメーカーならではのメリットと言えるでしょう。

売却しやすい理由2:デザイン性に優れている

デザイン性に優れていることも、メリットのひとつです。
ハウスメーカーは一般的に、家のデザインや設計を、それぞれの専門家がおこないます。
そのため、デザイン性の高い家を建てられるほか、トレンドを取り入れられるのがメリットです。
ワークスペースを確保したり玄関に手洗い場を設けたり、現代のニーズに合った設計にすることも可能になります。
また、快適な暮らしを叶えるためには、生活動線や設備の機能も重要です。
デザイン性を確保しつつ、機能性も確保した理想の家を手に入れられます。

売却しやすい理由3:アフターメンテナンスが充実している

理由として、アフターメンテナンスが充実していることも挙げられます。
新築住宅には「住宅の品質確保の促進などに関する法律」が適用されるのが特徴です。
重要な構造部に欠陥が見つかった場合、ハウスメーカーが無償で補修する(引き渡しから10年以内)ことが義務付けられています。
それに加え、多くのハウスメーカーでは長期保証制度を採用しているケースが多いです。
引き渡しのあと、無料で保証をしてくれる期間を30年、条件付きで60年と、長期に設定しているところもあります。
また、家の定期的な診断やメンテナンスなども充実しているのも、売却しやすい理由のひとつです。
家は建てるときだけではなく、そのあとの管理やメンテナンスが大切となるので、アフターメンテナンスが充実していれば、長く安心して住み続けられるでしょう。

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ハウスメーカーの家を売却する際に重要視されるポイント

ハウスメーカーの家を売却する際に重要視されるポイント

最後に、ハウスメーカーの家を売却する際に重要視されるポイントについて解説します。

ポイント1:構造・工法

ポイントとしてまず挙げられるのが、構造・工法です。
構造とは建材の種類、工法とは建て方のことで、どのような方法を用いているかによって資産価値に与える影響が大きくなります。
そのため、完成日や面積が同じ家でも、木造か鉄筋コンクリート造かの違いで、大きな価格差がつくことも少なくありません。
多くのハウスメーカーが用いている主な構造・工法と、耐用年数は次のとおりです。

  • 木造:20年~22年
  • 鉄筋コンクリート造:38年~47年
  • 鉄骨構造:19年~34年

法定耐用年数とは、法律で定められた、その資産を使える期間のことです。
法定耐用年数を過ぎても、住んだり売却したりすることはできますが、家の資産価値は一気に下落してしまいます。
そのため、耐用年数の長い構造ほど、資産価値が下がりにくくなり、売却時に有利となるでしょう。
ただし、その分購入時の価格も高くなります。

ポイント2:メンテナンス状況

先述のとおり、家は建てて終わりではなく、住み始めてからの点検やメンテナンスが重要です。
メンテナンス状況によって将来の資産価値が大きく変わってくるので、不具合が生じた場合はすぐに修繕や修理をすることが大切と言えます。
不具合のある家は資産価値も下がってしまうので、売却時に不利になることもあるでしょう。
不具合が生じていなくても、定期的にメンテナンスを実施すれば、快適に暮らすことができます。
とは言え、アフターメンテナンスをしていれば、売却時の査定価格に必ず上乗せされる訳ではないので注意が必要です。

ポイント3:リフォームしているか否か

売却時に重視されるポイントとして、リフォームしているか否かという点も挙げられます。
メンテナンスをいくらおこなっていても、家の経年劣化を防ぐことは困難です。
水回りの設備や床などは、日々の使用によって劣化していくため、適宜交換することをおすすめします。

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まとめ

ハウスメーカーとは、自社で建築資材を生産したり施工を規格化していたりする住宅メーカーのことです。
技術力の高さや、アフターメンテナンスが充実しているため、売却に有利となります。
ただし、売却時にはメンテナンス状況やリフォームの有無などが評価されるため、必要な修繕はおこなっておくことがポイントです。
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空き家の有効活用や不動産売却など幅広く対応しています。
ご希望と物件調査をしっかりとおこない、ニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。


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