気付かれずに不動産売却する方法とは?媒介契約や売却活動の進め方を解説

2024-01-26

気付かれずに不動産売却する方法とは?媒介契約や売却活動の進め方を解説

この記事のハイライト
●気付かれずに不動産売却する場合は一般媒介契約が無難である
●気付かれずに不動産売却したい場合は信頼性の高い不動産会社を選ぶことや買取を検討してみる
●売却期間は仲介の場合は3~6か月程度かかり買取の場合は最短で1~2週間程度で売却可能である

ご近所に気付かれずに不動産売却したい場合は、どのように進めていけば良いのかわからない方も多いのではないでしょうか。
気付かれずに売却を完了するためには、不動産会社と結ぶ契約や売却活動の進め方が重要になります。
そこで、気付かれずに不動産売却をおこなうための媒介契約の選び方、売却活動の進め方、かかる期間について解説します。
千葉県松戸市を中心に近隣市町村で空き家の売却をご検討中の方は、ぜひ参考になさってください。

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気付かれずに不動産売却をおこなうための媒介契約の選び方

気付かれずに不動産売却をおこなうための媒介契約の選び方

不動産売却をおこなう際は、仲介を依頼する不動産会社と「媒介契約」を締結することから始まります。
この媒介契約には3つの種類があるため、自分に合った契約方法を選択する必要があります。
なかでも気付かれずに不動産売却をしたいとお考えの場合は、媒介契約の選び方に注意が必要です。

媒介契約の種類は3つ

売主と不動産会社が締結する媒介契約には、一般媒介契約・専任媒介契約・専属専任媒介契約の3つの種類があります。
一般媒介契約は、複数の不動産会社と契約できる方法です。
複数社と契約できるため、広く売却活動ができるメリットがあります。
一方で、専任媒介契約や専属専任媒介契約は、不動産会社1社のみと契約する方法です。
1社のみだと「なかなか買主がみつからないのでは?」とご心配される方もいますが、専属サポートするため確実に売却することが可能です。
また、不動産会社に仲介を依頼すると、一般的には物件情報の指定流通機構(レインズ)で、物件情報を広く知れ渡らせます。
専任媒介契約や専属専任媒介契約は、このレインズへの登録が義務となっていますが、一般媒介契約には義務はない点が異なります。
専任媒介契約は2週間に1回以上、専属専任媒介契約は1週間に1回以上、販売状況を売主へ報告する義務がありますが、一般媒介契約ではこれも義務ではありません。
このように媒介契約でもそれぞれ特徴が異なるため注意が必要です。

気付かれずに不動産売却するには「一般媒介契約」が無難

気付かれずに不動産を売却したい場合は、レインズへの登録義務がない一般媒介契約が無難といえます。
レインズに物件情報を登録すると、全国の不動産会社から物件情報を見ることができます。
つまり、多くの方が目にすることになるため、知り合いに知られてしまう可能性があるからです。
その点、一般媒介契約は登録義務がないため、気付かれずに不動産売却することも可能でしょう。
ただし、レインズへ登録しないことで購入希望者がなかなか現れない可能性もあります。
また、一般媒介契約であると、販売状況の報告義務がないため状況を把握しづらいといったデメリットも生じます。
一方で、専任媒介契約や専属媒介契約はレインズへの登録義務はありますが、手厚いサポートが受けられるため、スムーズな売却が期待できるでしょう。
買主がなかなか見つからず長引くと周囲へ知られてしまう可能性もあるため、媒介契約の選び方には注意しましょう。

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気付かれずに不動産売却をおこなうための売却活動の進め方

気付かれずに不動産売却をおこなうための売却活動の進め方

不動産会社と媒介契約を締結すると、売却活動が始まります。
気付かれずに不動産売却したい場合は、この売却活動の進め方にも注意しなければなりません。

ポイント①不動産会社の顧客にのみ物件をご紹介する

通常、売却活動ではインターネット上やチラシに物件情報を載せ、購入希望者を募ります。
購入希望者が現れれば、実際に内覧して物件をみてもらいます。
しかし、気付かれずに不動産売却したい場合は、このような情報発信はリスクが高いといえるでしょう。
そのため、まずは不動産会社の顧客のみに物件情報をご紹介するといった方法をとることになります。
具体的には、物件に興味を持ちそうな方などをご紹介したり、来店した新規の顧客に情報提供したりします。
ただし、限定的な情報発信となるため、売却までに時間がかかる可能性が否定できません。

ポイント②信頼性の高い不動産会社を選ぶ

気付かれずに売却活動を進めるうえで大切なことは、信頼性が高い不動産会社を選ぶことです。
多くの方が査定額を高く見積もった不動産会社を選ぶ傾向にあります。
しかし、気付かれずに不動産売却したい場合は、高い査定額よりも信頼性を重視することが大切です。
こちらの要望を親身になって聞いてくれているか、情報を漏らすことなく売却活動を進めてもらえるかといったことを基準に選ぶと良いでしょう。

ポイント③仲介が難しい場合は「買取」も検討する

不動産の売却方法には、大きく分けて「仲介」と「買取」の2種類があります。
個人の買主を探す仲介では売却活動が伴うため、売却することを完全に隠し通すのは難しいといえます。
一方で、買取は、不動産会社が直接物件を買い取る方法です。
そのため売却活動も不要であり、査定額に納得していただければ、すぐに買い取ることが可能です。
買取であれば、短期間での売却が可能なため、誰にも気付かれずにスムーズに売却できるメリットがあります。
ただし、買取の場合は仲介に比べて売却価格が低くなってしまう点に注意が必要です。
売却価格が多少低くなってでも、急いで売却してしまいたいという方は「買取」を検討してみることをおすすめします。

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気付かれずに不動産売却をおこなうために知っておきたい売却期間

気付かれずに不動産売却をおこなうために知っておきたい売却期間

気付かれずに不動産売却をするためには、どのくらいの売却期間がかかるのかを把握しておくことも大切です。
ここでは「仲介」と「買取」での売却方法にかかる期間をそれぞれ解説します。

仲介の場合にかかる期間の目安

仲介による不動産売却の場合は、一般的に3~6か月の期間がかかります。
査定から媒介契約を締結するのに約1~4週間かかり、売却活動から買主との売買契約までに約1~3か月、そこから引き渡しまでに1か月程度かかります。
ただし、売却活動を十分にできない場合は、さらに期間を要する可能性もあるでしょう。
仲介の場合は売却活動が重要なため、インターネット上や広告掲載は多くの方へ物件情報を知ってもらうための手段です。
その売却活動が十分におこなえないということは、知られる可能性が低くなり買い手が見つかるまでに時間がかかる恐れがあります。
そのため、売却活動を控えたい場合は、通常よりもさらに時間がかかることも考慮しておきましょう。

買取の場合にかかる期間の目安

買取による不動産売却の場合は、最短で1~2週間、長くても1か月以内には売却可能です。
前述したように買取の場合は、売却活動が不要なため売却価格などの条件に同意いただければ、短期間で売却を完了させることができます。
買取価格が仲介と比べて2~3割ほど低くなるものの、短期間で売却できる分、知られる可能性も低くなります。
売却活動が長引くほど周囲へ知られる可能性が高くなるため、気付かれずにすぐに売却したい場合は買取を検討するのが現実的といえるでしょう。

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まとめ

気付かれずに不動産売却をおこなうためには、媒介契約の選び方や売却活動の進め方に気を配る必要があります。
また、売却活動が十分にできない場合は、通常よりも売却にかかる期間が長引く可能性があるため注意が必要です。
スムーズな売却をお考えの場合は、不動産会社による買取を検討するのも1つの方法といえるでしょう。
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ご希望と物件調査をしっかりとおこない、ニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。


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