マンション売却にかかる平均期間は?影響するポイントや早く売るためのコツ

2024-05-14

マンション売却にかかる平均期間は?影響するポイントや早く売るためのコツ

この記事のハイライト
●マンションにおける売却までの平均期間は売り出す前の準備や引き渡しの期間などを含めると3か月~6か月が目安
●築年数や立地条件などさまざまな条件によって売却期間が長引いたり短くなったりする
●売却時期を考えたり掃除をしっかりおこなっておくことで早く売れる可能性が高まる

不動産を売りに出すとき、気になるのが「いつ売れるだろう…?」という点ではないでしょうか。
土地や建物の売却を成功させるためのコツは、早く高く売ることです。
今回はマンションの売却にかかる平均期間や、売る際に影響するポイント、早く売るためのコツについて解説します。
マンションの売却を検討している方は、ぜひ参考になさってください。

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マンションが売却できるまでの平均期間はどのくらい?

マンションが売却できるまでの平均期間はどのくらい?

まずは、マンションが売却できるまでの平均期間は、どのくらいなのかについて解説します。

平均期間は?

マンションの売却にかかる一般的な平均期間は、3か月~6か月となります。
東日本不動産流通機構が公表している、首都圏における平均期間は下記のとおりです。

  • 土地:94日
  • 一戸建て:92.3日
  • マンション:75.3日

マンションは、土地や一戸建てに比べて平均期間が短いことがわかります。
売り出す前の準備や、実際の引き渡しの期間などを含めると、3か月~6か月が平均となるでしょう。

引き渡し前までの流れ

引き渡しまでの一般的な流れは、下記のとおりです。

  • 査定を依頼する
  • 不動産会社と媒介契約を締結する
  • 販売活動をおこなう
  • 買主と売買契約を締結する
  • 決済と引き渡しをおこなう

まずは売りたいマンションを査定に出すことから始めます。
査定は売り出し価格を決める際に必要となり、不動産会社に依頼するのが一般的です。
査定額に納得できたら、次は仲介を依頼する不動産会社と媒介契約を締結します。
媒介契約とは、契約期間や報酬の金額などを取り決めた契約です。
一般媒介契約と専任媒介契約、専属専任媒介契約の3つの種類があり、それぞれ特徴やメリットが異なります。
スムーズに売りたい場合は、不動産会社が積極的に販売活動をしやすい、専任媒介契約か専属専任媒介契約を選ぶと良いでしょう。
そのあとは、買主を探すための販売活動(インターネット上に物件の情報をアップしたり内覧会を実施したり)をおこないます。
買主が見つかったら、次は売買契約の締結です。
実際に売りに出してから売買契約の締結までは、一般的に3か月ほどの期間がかかります。
売買契約の締結後、1か月ほどの期間を経て決済と引き渡しをおこない、売却の完了です。
買主が見つからなかったり、住宅ローンの審査に時間がかかったりと、状況によっては6か月以上の期間がかかることもあります。

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マンションの売却期間に影響するポイント

マンションの売却期間に影響するポイント

続いて、マンションの売却期間に影響するポイントについて解説します。

影響するポイント1:売り出し価格

影響するポイントとしてまず挙げられるのが、売り出し価格です。
相場より高い価格で売りに出してしまうと、買主がなかなか見つからない恐れがあります。
価格は安いほうがすぐに売れる可能性が高いです。
しかし、下げ過ぎてしまうと「なにか事情があるのでは…?」と思われ、成約に至りにくくなる可能性もあるでしょう。
価格の決め方は売却期間に影響するため、不動産会社とご相談ください。

影響するポイント2:築年数

築年数も、売却期間に影響するポイントのひとつです。
築年数が浅いか古いかは、資産価値にも影響を与えるため、売り出し価格も左右します。
マンションを探す際、築年数を「〇年以内」と絞って検索する方も多いです。
新築が好まれる傾向にある日本では、築年数が新しいほうが需要があるといえるでしょう。
そのため、マンションはできる限り新しいうちに売ることも、売却期間の短縮につながります。

影響するポイント3:立地や利便性

影響するポイントとして、立地や利便性も挙げられます。
最寄り駅に近かったり複数の路線が乗り入れている駅だったりすると、その点を売却時にアピールすることが可能です。
アクセス環境を重視する方に人気があるため、築年数が経過しているマンションでも一定の需要があります。
また、近くに大型商業施設がある場合も、売却期間の短縮につながるでしょう。
幼稚園や学校が徒歩圏内なら、お子さまをお持ちのファミリーに向けた売却をおこなえます。

影響するポイント4:専有面積がどのくらいあるか

マンションの場合、専有面積がどのくらいあるかによっても売却期間に影響があります。
専有面積とは、バルコニーなどを除き、所有者のものとして扱える部屋の面積です。
40㎡~70㎡のマンションは売却期間が短く、80㎡以上では長期化する傾向にあります。
専有面積が40㎡~70㎡なら、居住用としても投資用としても需要があるため、早期の売却が見込めるでしょう。

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マンションの売却期間を短縮し早く成約につなげるためのコツ

マンションの売却期間を短縮し早く成約につなげるためのコツ

最後に、マンションの売却期間を短縮し、早く成約につなげるためのコツについて解説します。

早く売るためのコツ1:売出し価格を見直す

早く売るためのコツとしてまず挙げられるのが、売出し価格を見直すことです。
先述のとおり、相場より高い価格で売りに出してしまうと、買主がなかなか見つからない恐れがあります。
しかし、相場とかけ離れた価格を設定しても、買主が見つかりにくくなるかもしれません。
不動産には定価はありませんが、相場はあるため、適正価格で売りに出すことが大切です。
どのくらいの価格で売却したいのかというご自身の気持ちと、相場や市況を考慮したうえで売り出し価格を決めると良いでしょう。

早く売るためのコツ2:売却時期を考える

売却時期を考えることも、早く売るためのコツのひとつです。
毎年2月や3月は、4月から新生活に向けて家を探す方が増えるため、売り出す時期に適しています。
不動産の流通が活発になり、条件が良い場合はすぐに売れてしまうことも珍しくありません。
反対に、真夏や真冬は家を探す方が減るので、不動産の動きも落ち着きます。
マンションの売却を急がない場合は、売れやすいタイミングを見計らって売りに出すことも検討なさってください。

高く売るためのコツ3:掃除をしっかりおこなっておく

高く売るためのコツとして、掃除をしっかりおこなっておくことも挙げられます。
マンションの売却では、内覧をおこなうのが一般的です。
内覧とは、売りに出しているマンションに興味を持った方に、実際にマンション内を見学してもらうことです。
部屋の様子や設備の状態など、購入の可否を決めるポイントを実際に見学します。
内覧時に好印象を与えられれば、売却期間の短縮につながるでしょう。
掃除のポイントは、水回りを中心に綺麗にしておくことです。
キッチンや洗面台、バスルームなどは劣化やカビが目立ちやすく、内覧時にマイナスの印象を与えやすくなります。
また、内覧前には換気をおこない、室内の空気を入れ替えておくこともポイントです。
時間と金銭的な余裕があれば、ハウスクリーニングを依頼することも、ひとつの方法です。

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まとめ

マンションにおける売却までの平均期間は、売り出す前の準備や引き渡しの期間などを含めると、3か月~6か月が目安となります。
築年数や売り出し価格、立地条件など、売却期間に影響するポイントは意外に多いです。
売却時期を考えたり、掃除をしっかりおこなっておいたりすると早く売れる可能性が高まるでしょう。
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ご希望と物件調査をしっかりとおこない、ニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。


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