買ったばかりの家をスムーズに売るには?損するケースや注意点なども解説

2024-07-23

買ったばかりの家をスムーズに売るには?損するケースや注意点なども解説

この記事のハイライト
●買ったばかりの家を売る理由として、近隣トラブルや生活環境の変化などが挙げられる
●どんなに家の状態がきれいでも誰かが1度住むと中古物件として扱われるため価値が下がる
●買ったばかりの家でも再開発された地域や利便性の高いエリアは損をせずに売却できる可能性がある

最近家を購入したものの、何らかの理由で手放す必要が出てきてしまう方もいらっしゃるでしょう。
買ったばかりの家をなるべく高値で売却するには、売ると決めたらすぐに売り出すことが重要です。
この記事では、買ったばかりの家をなるべく損せずに売却する対処方法を解説します。
千葉県松戸市を中心に近隣市町村で不動産売却をご検討中の方は、ぜひ参考にご覧ください。

\お気軽にご相談ください!/

買ったばかりの家を売る理由とは

買ったばかりの家を売る理由とは

「購入した不動産をすぐ手放さなければならなくなった」というケースは少なくありません。
どのような場合に、買ったばかりの家を売ることになるのでしょうか。
はじめに、買ったばかりの家を売るおもな理由を3つ解説します。

近隣トラブル

近隣との関係性を上手く築けず、精神的に辛くなってしまうことで売却を余儀なくされることもあります。
物件の状態や周辺環境は内見時にある程度チェックできますが、近隣住民については住み始めてからでないとわかりません。
内覧の時に顔を合わせて良い雰囲気と思っても、その土地で生活していくなかでトラブルになることもあるでしょう。
近隣トラブルは突然発生するケースも多く、事前のリスク回避が難しいため、購入後に手放す理由として多い傾向があります。

住宅ローンが払えなくなった

何らかの事情により住宅ローンが払えなくなり、売却せざるを得ない状況に陥るケースもあります。
住宅ローンが払えない理由はさまざまですが、収入の減少と支出の増加に大別されます。
身近な話で言えば、コロナ禍により収入が減少し、住宅ローンの支払いが困難になったケースです。
このように、購入時は予期していなかった収入の減少により、売却を余技なくされるケースは少なくありません。
また、家の修繕や物価の高騰、家族の病気などで支出が増加し、住宅の維持が難しくなることもあります。

急な生活環境の変化

家を購入した矢先に、転勤や離婚、親の介護などが発生し、引越しが必要になるケースも多いです。
子どもがいるご家庭では、子どもが新しい環境や学校に馴染めずに、転校を余儀なくされる場合もあるでしょう。
離婚が理由の場合は、1人の収入では返済が難しいとして、売却を検討する方が多いようです。
ペアローンを組んでいる場合、2人の収入を合算したうえで、月々の支払金額を設定しているかと思います。
離婚により1人で返済し続けるとなると負担が大きいため、対応できずに売却せざるを得なくなるでしょう。

▼この記事も読まれています
不動産売却時の仲介手数料とは?計算方法や安さだけを基準に選ぶリスク

\お気軽にご相談ください!/

買ったばかりの家を売ると損をするのはなぜ?

買ったばかりの家を売ると損をするのはなぜ?

建物は築年数が浅いほど高値で売却しやすいと言われています。
しかし買ったばかりの家を売る際は、基本的に損をすると考えておきましょう。
ここからは、買ったばかりの家を売ると損をする理由について解説します。

誰かが住むと価値が下がる

家の価値は新築時が一番高く、築年数が経つに連れてどんどん下がっていきます。
とくに日本人は中古よりも新品を好む傾向にあり、新築物件は売却しやすいと言われています。
そのため「買ってすぐ売るなら物件も綺麗だから高値で売れるだろう」と考える方も多いでしょう。
しかしどんなに状態がきれいでも、1日でも誰かが居住した家は新築ではなく中古物件として扱われます。
新築物件と中古物件では、当然前者のほうが需要が高く、多少強気の値段でも売却できる可能性が高いです。
このような理由から、新築物件を購入した方がすぐに売却すると損をすると言われています。

所有5年以内に家を売ると税金が高くなる

家を売却して利益(譲渡所得)が発生すると、その利益に対して譲渡所得税が課されます。
譲渡所得税は家の所有期間によって税率が異なり、所有期間が5年超えの場合は長期譲渡所得、5年以内の場合は短期譲渡所得となります。

  • 短期譲渡所得(5年以内):39.63%
  • 長期譲渡所得(5年超え):20.315%

上記のように、所有期間が5年を超えるか否かで、税率が約2倍近く変わります。
ここに住宅ローンの返済が重なると、利益はほぼゼロと言っても過言ではありません。
所有期間による税率の違いから考えても、買ったばかりの家を売ると損をしやすいと言えます。

買主が見つかりづらい

買ったばかりの家は売る理由は、近隣トラブルや離婚、ローンの滞納などネガティブなものが多い傾向にあります。
離婚やローンの滞納は売主本人の問題なので、そこまで売却に影響はありませんが、近隣トラブルには注意が必要です。
近隣トラブルは買主の今後の生活にも関わることなので、必ず売買契約を結ぶ前に告知しなければなりません。
こうした問題を抱えた住宅を進んで購入したい方はおらず、売却期間が長引いてしまうでしょう。
また、仮に買主が見つかったとしても、近隣トラブルを原因に値下げを要求されることが予想されます。

▼この記事も読まれています
不動産売却の税金計算で気になる減価償却費とは?計算方法や注意点を解説

\お気軽にご相談ください!/

買ったばかりの家を売る!損にならないケースとは

買ったばかりの家を売る!損にならないケースとは

買ったばかりの家だからといって、売却時に必ず損をするわけではありません。
家の特徴によっては、購入価格と同等またはそれ以上の価格で売却できることもあります。
ここからは、買ったばかりの家でも損をせずに売却できるケースを解説します。

再開発された・再開発される予定がある地域にある

再開発された場所または再開発予定の地域にある家は、高値で売却できる可能性があります。
再開発が行われると、地域一体の価値が高くなるためです。
とくに駅や病院、学校、商業施設などが近くにあると、家の需要が高くなります。
また、再開発がされていない地域でも、近くに大型商業施設が建つなどの情報があれば、高値で売却できる可能性があります。

周辺地域が話題になる

テレビや雑誌などのメディアで取り上げられた地域やその周辺は、高めの価格設定でも売れる可能性があります。
たとえば「子育て支援が充実しており住みやすい街」として紹介されれば、ファミリー世帯の不動産需要増加が期待できるでしょう。
周辺地域のなかでも、駅近などの立地の良い場所はとくに高値で売却しやすい傾向にあります。
生活に便利な施設な施設が揃っている
学校や病院、スーパーマーケットなどの生活に必要な施設が近くにある物件は、購入後すぐ売却しても損しにくいでしょう。
生活に便利な立地の不動産は、年齢に関係なく幅広い層に人気があり、高値が付きやすいためです。
また駅までの距離が近い、主要都市へ移動しやすいなど交通利便性に優れた物件も、需要が高いと言えるでしょう。
このように利便性が高く人気の物件は、「新築」から「中古」になっても高い価格で売れる可能性があります。

近くに新築の高級マンションが建った

近くに高級マンションが建設された場合、所有する物件の価値が上がり、高値で売れる可能性があります。
「高級マンションが建つということは周辺環境が良いのだろう」と考え、周辺地域に興味を持つ方が増えるためです。
周辺地域の不動産の価値やイメージが上がれば、多少強気の値段設定でも買主が見つかる可能性が高まります。

▼この記事も読まれています
不動産売却の確定申告が不要か確認する方法とは?忘れたリスクや特例を解説!

まとめ

1度誰かが住むと、新築ではなく中古物件として扱われるため、買ったばかりの家を購入時の価格で売るのは困難です。
そのため、物件購入後すぐの売却は損をすることが多いですが、家の特徴によっては損をしないケースもあります。
できる限り損をしないためにも、不動産会社の担当者とよく相談し、入念な販売戦略を立てることが大切です。
松戸市近隣の不動産のことならエドケンハウスへ。
空き家の有効活用や不動産売却など幅広く対応しています。
ご希望と物件調査をしっかりとおこない、ニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。


ブログ一覧ページへもどる

まずはご相談ください!

0473663111

営業時間
9:00~17:00
定休日
水曜日・木曜日

売却査定

お問い合わせ